今年こそは日焼けしたくない!
日差しが強い季節になってきました!そろそろ日焼けが気になりますよね。
対策しなくちゃと思いつつ、気づけば知らない間にしっかり日焼けしていた!なんて経験はありませんか?
ちょっとでも日焼けしてしまうと「今年も日焼けしちゃった・・もう手遅れだわ・・」とモチベーションがどんどん下がってしまい、また日焼け対策を忘れてさらに日焼け・・・と負のループに入ってしまうこともこの時期のあるあるです。
さらに、これから気温が高くなってくると肌を出す機会も増え、アームカバーや帽子のようなアイテムを身に着けるのもちょっとおっくうになってきます。
まだ暑さが厳しくないこの時期に、今年はばっちり日焼け対策をしていきましょう!

肌荒れ予防にも日傘がベスト
日焼け対策としてまず最初に思い浮かぶ日焼け止めクリーム。最近ではさっぱりとした塗り心地の日焼け止めジェルや美容液入りクリームなど、いろんなタイプのものが販売されています。

しかし、日焼け止めクリームの中には肌荒れを起こしたり、カサカサ乾いたり、デキモノができてしまったりするものも。
また、1番日焼け対策に力を入れたい真夏のシーズンには、汗をかいて何度もクリームを塗りなおさなければいけないのも手間ですよね。汗でベタベタした上にさらにクリーム・・となると、いくらサラッとした質感のものでもなんだかちょっと不快な気分になってしまいます。
そこで今年は、お肌を快適に保ちつつ日焼け対策ができるベストアイテム「日傘」をおすすめします!
突然の雨にも対応できる晴雨兼用のものも多いので、つねにカバンの中に入れておいて、お出かけ先でサッと使えるのも魅力的なポイント。
今年は自分に合った日傘を使って、しっかり日焼け対策していきましょう!

完全遮光日傘ってなに?
日傘を選ぶときはなるべく日焼けせず、快適に持てるものを選びたいですよね。最近は「完全遮光」とうたっている日傘もありますが、この「完全遮光」とは何なのでしょうか?遮光率が高いとどんなメリットがあるのでしょう?
一般的な日傘との違いもご紹介します!
完全遮光=光をシャットアウトする
「完全遮光」とは「遮(さえぎる)光(ひかり)」の名前のとおり、『光を完全にシャットアウトする』という意味です。日傘以外ではカーテンなどでも「完全遮光」と書かれていますよね。
完全遮光のものは光をまったく通さないので、日よけ目的で使われます。

よく日傘を選ぶときに注目される「UVカット率」ですが、実はこれと「遮光率」は別物。UVカット率が高くても遮光率の低い日傘であれば、太陽光が透けて見えることもあります。
「UVカット率が高いって書いてあったのにまぶしい!本当にちゃんとUVカットできているの?」という疑問をときどき見かけますが、しっかりUVカットできていても遮光はできていないケースもあるので、まぶしいかどうかと紫外線カットできているかどうかは別問題なのです。
まぶしさが気になる方はUVカット率だけではなく、遮光率の高さにも注目しましょう。
ちなみに、日本洋傘振興協議会(JUPA)に加入している多くの傘メーカーは、規定により「完全遮光」ではなく「遮光率99.99%以上」という表記しかできません。この0.01%はなに?と思われるかもしれませんが、最高基準の遮光率を認められた日傘なので「しっかり日よけできる/まぶしくない日傘」と考えて問題ないでしょう。
一般的な日傘との違いって?
遮光率の高さは目で見てわかりやすい特長の1つです。
実際に、レイン雑貨ブランドa.s.s.aで販売している遮光率99.99%以上の日傘と遮光率95%の日傘を比べてみました。

いかがでしょうか。遮光率99.99%の日傘はまったく光を通していないことがわかりますよね。このように、高い遮光性のある日傘は強い日差しの中でも、「涼しい」「まぶしくない」環境がつくれます。
ちなみに、先ほど出てきた「UVカット率」ですが、現在販売されている日傘はUVカット率99%の日傘がほとんど。つまり、売られている日傘のほとんどすべて=ほぼ完全に紫外線をカットできる日傘なので、UVカット率だけで選ぼうとしてもどの日傘もほとんど差がないのです。
ここからさらに快適性を求めるなら、まぶしさや暑さから肌を守る「日よけ」を考えて、完全遮光や遮光率99.99%以上の日傘を選ぶと良いでしょう。
完全遮光日傘を使うメリット
涼しくて快適!
日差しの強い日でも、つねに日陰の中にいるような快適さを味わうことができるのが完全遮光日傘の最大の特長。太陽光を通さないので、傘の内側の温度が上がりにくいのです。
太陽の光は思っているよりも強烈な熱を持っているので、これがカットされるだけでも快適性は段違い。猛暑の日の外出もストレスがかなり軽減されますよ。

涼しくて快適な傘がほしい!と思っても、どれだけ涼しくなるかについては商品に書かれていることはあまりありません(検査方法がちょっと複雑なのです)。完全遮光や高い遮光率を謳っている日傘であれば、まず「涼しい日傘」だと思って間違いないのでその表記を見て選ぶと良いでしょう。
完全遮光日傘のデメリット
日差しの強い日にもまぶしさを軽減して涼しく快適に過ごせる完全遮光日傘。良いことばかりに見えますが、いくつかデメリットもあります。
顔が暗くなって写真に不向き
まぶしい太陽光を遮ってくれる完全遮光の日傘。しっかりと厚~い日陰を作ってくれる一方で、日傘の内側はとても暗くなります。夏の日のお出かけで友だちと外で写真を撮ろうと日傘をさしたままにしていると、顔の周りがかなり暗く写ってしまって「映えない写真」に・・・なんて可能性も十分にありえます。
カタログやWEBサイトで公開されているモデルさんの写真は、撮影後に色味が調整されていたり、照明を上手に使って撮影されていたりするので意外と見落とされがちですが、どこでも気軽に写真を撮れるようになった現在だからこそ知っておきたいポイントです。

顔周りが暗いということはそれだけしっかり遮光されている、ということなのですが、せっかくのお出かけならきれいに思い出を残したいですよね。
写真を撮るときだけは日傘を外したり、なるべく室内で撮影するなど工夫しながら、必要なところではしっかり日傘で日よけをして過ごすようにしましょう。
素材の関係で重いものが多い
例えば完全遮光カーテンは、光を通さないように通常のカーテンよりも分厚くできています。これは日傘も同じで、完全遮光日傘の素材として使われる布は特殊な構造をしていることが多く、全体の重さが重くなる傾向があります。
カーテンであれば持つことはないので問題ないのですが、日傘は手に持って使うもの。重さは長時間使えるものかどうかに大きく関わってきます。長時間使えない重い日傘は持ち運ぶのもおっくうになり、せっかく買ったのに結局玄関に置きっぱなしで出番がなくなってしまう・・となると、ちょっと悲しいですよね。

このこともあって傘メーカーはどこも日々技術をアップデートさせてできるだけ軽い素材を作って販売していますが、やはり完全遮光ではない日傘と同じ軽さとまではなかなかいかないのも事実。
「超軽量の完全遮光日傘を買いたい!」と考えていた方は、「なるべく軽めのものにしたいな」くらいに考えをシフトチェンジしておくと良いかもしれません。
一般の日傘より高価格
完全遮光日傘のように機能性の高いものはイイ素材やスゴイ技術がたくさん詰まっているので、そのぶん一般の日傘より高めのお値段になることが多いです。
2000円前後の価格帯が多いメーカーは完全遮光日傘は4000円前後になったり、という感じで1ランク価格が上がるイメージです。通常より高い日傘はちょっと尻込みしてしまいますよね。
その一方で安い日傘は手が出しやすく、最初に買うハードルは低いですが、そのぶん機能面はあまり期待できません。もちろん使わないよりは効果がありますが、素材も安価なものを使っているケースが多く、すぐに壊れてしまって寿命が短くなるなんてこともしばしば。
せっかく安く買った日傘も、壊れてしまうと買い直しを繰り返すことになり、結局費用がかさむだけではなく買う手間も増えてしまい、あまりおすすめできません。
そういった意味でも、しっかりとした素材の日傘を選んでコストパフォーマンスを上げた方が「良い買い物」になります。何万円もする日傘を買う必要はありませんが、自分にとって必要な機能が備わっているかをしっかり確認してから購入すると良いでしょう。

完全遮光日傘の選び方
白と黒、どっちがいいの?
機能性以外で日傘を選ぶときに気になるのは色ではないでしょうか。
せっかくなら1番効果のある色を選びたいもの。
- 紫外線対策をするなら光を吸収する黒
- 白は光を反射するから良い などなど
さまざまな議論が聞かれますが、実は同じ機能性をうたう日傘であれば何色でも大きな差はありません!好きな色やデザインのものを楽しく選びましょう。
強いて色の影響があるとするなら、傘の裏地の色です。
海辺やスキー場などで「日陰にいたけど日焼けした」という経験はありませんか?実は、これは地面からの照り返しによる日焼けです。
日傘を選ぶ際に意外と見落とされがちなのがこの「照り返し対策」で、想像以上に地面からはたくさんの紫外線が反射して私たちに降り注いでいるのです。
どのくらい反射しているのか、気象庁にもデータが出ています。
出典:国土交通省気象庁HP
アスファルトでも、砂浜や水辺と同じくらい紫外線が反射しているんですね。
この照り返し対策をするときには、傘の裏地に注目しましょう。裏地が光沢のあるシルバーや、白色などの明るい色でコーティングされていると地面からの照り返しが乱反射して日焼けしやすくなってしまいます。
より効果の高い日焼け・日よけ対策をしたい場合は、裏地は黒色!反射しないコーティング生地を使用しているものがおすすめです。
軽量タイプで持ち運びラクラク
前の章でも書いたとおり、完全遮光日傘は素材の影響で重くなりやすいです。100グラムくらいの超軽量タイプはほとんどありませんが、ある程度の軽量タイプは販売されています。
毎日の持ち運びに負担にならないよう、なるべく軽いタイプのものを選びましょう!
完全遮光をより効果的に使うために
露出部分を完全に覆うことが大切
覆っている部分が少なくなるとせっかくのUVカットや遮光も効果が少なくなってしまいます。日傘を選ぶときは開いたときの傘の大きさ、実際にさした時にどの範囲まで覆われるのかをチェックしておきましょう。

一般的な日傘は親骨50センチほどで通常の雨傘(親骨55~58センチ)より一回り小さめ。そのぶん身体をカバーする範囲も少なくなるので注意が必要です。
最近では丸みのあるバードゲージ型の日傘や大きめサイズのものが販売されているので、一度手にとって開いてみたり、現在使っている自分の傘と比較してみたりするとサイズ違いを防げます。
日焼け対策といえば顔がもっとも気になるところですが、
- 手元
- 首元
- 足元
も日焼けしやすい箇所。日焼け止めを塗り忘れて「うっかり日焼け」を起こしやすい場所でもあります。
そのため、シミや肌の老化も目立ちやすいので、日傘でしっかりカバーして対策していきたいですね。
他の日焼け対策グッズと併用する
完全遮光の日傘やUVカット率の高い日傘を使っていても、残念ながら先述した「照り返しによる日焼け」を完全にカットすることは不可能です。さらに完璧な日焼け・日よけ対策をしたい!という場合は、アームカバーなど他の日焼け対策グッズと組み合わせて日傘を使用することをおすすめします。
特に、目は肌よりも紫外線の影響を受けやすいパーツです。
目そのものも紫外線の影響を受けるのはもちろん、目に強い日差しが入ることも実は大問題。目から入った日差しに脳が反応してメラニン色素がつくられ、なんと肌に太陽光が当たっていなくても日焼けしてしまうのです!しっかり対策したと思っていたのに、知らず知らずのうちにシミやソバカスができてしまうなんて悲しいですよね。
そのためにも、UVカットサングラスなどで目を紫外線から守ることも大切です。

今はかわいいデザインやユニークな日焼け・日よけ対策グッズもたくさん販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
完全遮光日傘で快適な日焼け対策を
ここまで完全遮光日傘をはじめとした日傘についてご紹介してきました。
- 強い日差しの日でも涼しく快適に日よけできる
- 視界が暗くなったり、素材の重さに注意して選ぼう
- 裏地や大きさをチェックして、より効果的に日焼け対策しよう
以上、今回ご紹介した内容を参考に、今年は自分に合った日傘で快適に日焼け対策をしていきましょう!
ちなみにレイン雑貨ブランドa.s.s.aでは、遮光率100%の日傘を販売しています。冒頭に説明したとおり、JUPAに加盟しているので本体商品タグに「完全遮光」とは表記できませんが、しっかりと太陽光を遮り、強い日差しの中でも快適な日よけ・日焼け対策ができるので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
▼遮光率の高いa.s.s.aの日傘はこちら