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傘の選び方

プレゼントにぴったりの縁起物!傘の選び方

2023.12.28

相手の好きなものを分かっていても、大切な人へのプレゼントは何を贈るか悩みますよね。
そんなときに、傘のプレゼントはいかがでしょうか?

この記事では傘の選び方のポイントとプレゼントを贈るシーンに合った傘をご紹介します。大切な人へ贈るプレゼントに悩まれている方は、ぜひ今回の記事を参考に検討してみてくださいね!

傘はプレゼントにぴったり?

実は傘はただの雨具ではなく、縁起物としても知られています。それは広げたときに漢数字の「八」のような「末広がり」の形になることに由来します。つまり、誰かの門出を祝ったり、おめでたい席で贈られるプレゼントとしてぴったりなものなのです。
また、消耗品として語られがちな傘ですが、日々のお手入れをしっかりしていれば元の機能性やデザイン性を保ったまま長く使えるアイテムでもあります。

傘の選び方のポイント

今ではさまざまな種類の傘が販売されているので、何を基準に選んだら良いかわからないという方も多いでしょう。この章では、プレゼントに最適な傘の選び方のポイントを

  • デザイン性
  • 機能性

の大きく2つに分けてご紹介します。

デザイン

ファッションアイテムの一つとしても活躍する傘。特に長傘は持ち歩く際に常に見えている状態なので、よりデザイン性を重視するべきアイテムです。単純に色や柄だけではなく、

  • シルエット
  • 素材

も傘のデザインにとっては重要な要素になります。

シルエット

傘のシルエットには

  • 標準張り
  • 深張り
  • 浅張り

の3種類があります。

深張りはおわん型のシルエットで、少しレトロでかわいらしい印象を与えてくれます。丸い形ですっぽりと上半身全体を覆ってくれるので、防水面も安心ですね。
一方、浅張りタイプは横に大きく広がるシルエット。軽やかでスタイリッシュな印象を与えてくれます。

傘の大きさは一般的には「親骨(傘生地の縫いに沿っている長い骨)の大きさ」を指しますが、同じ親骨の長さでも開いたときの直径やシルエットが大きく違ってきますので、どのタイプの傘なのかをしっかりチェックしておきましょう。

素材

これまであまり見たことがなかったメタリックな生地やサテン調の生地、少しマットなビニール生地などさまざまな素材が使われることもある最近の傘。おしゃれに敏感な方にプレゼントする場合は、こういった少し変わった素材を意識してみるのも良いでしょう。
同じ色みや一見シンプルなデザインでも、素材が違うだけで一気に雰囲気が変わります。

また、生地だけではなく手元の素材にも注目してみましょう。
竹や木の手元は落ち着いた上品な見た目になるだけでなく、握ったときの安定感も抜群です。クリアや淡いマーブルの手元は涼しさを感じられるので、夏の時期のプレゼントにも最適ですよ。
しかし、こういった手元素材が使われる傘は少し重量が増えることもあるので、デザインと持ち運びやすさのバランスを見て選ぶのも大切なポイントです。

機能性

もちろんデザイン性だけでなく、実用性も考慮する必要があります。機能性が高い傘は、さまざまなシーンで活躍させることができるので贈られた方にも重宝してもらえるでしょう。

撥水性

傘において撥水性は必須で気にしておきたい項目です。撥水とは、「雨をはじく」ことを言います。

販売されているほとんどすべての傘は防水加工を施されていますが、撥水レベルは傘によってかなり異なります。
撥水の度合いは撥水機能検査によって1級~5級まで分類され、5級が最高水準の撥水性になります。
雨傘でも晴雨兼用傘でも3級以上が合格ラインですが、最高水準である撥水度5級の傘生地は、雨が落ちてもすぐにはじかれるのでポロポロと露先へ落ちてくれます。外出先で室内へ入るときや電車移動のときにも一振りで雨をはじいてくれるのでストレスフリーに使えるのが最大のメリット。せっかくプレゼントするなら高い水準の撥水性のあるものを選んでみてはいかがでしょうか。

布の上で弾かれている雨粒

耐風性

傘を使うシーンでは強い風が伴うこともしばしば。すぐに骨が折れてしまったり、強風のときには使えないとなるともったいないですよね。
そんなときは、傘の骨の素材と構造をチェックしてみましょう。

グラスファイバー素材の骨は強い風の抵抗を受けても柔らかくしなるので折れにくいのが特長の一つ。また素材自体がとても軽いので、耐風なのに持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。

耐風構造の骨組みを採用している傘ならさらに安心。
例えば傘・レイングッズブランド「a.s.s.a」で販売されている耐風ジャンプ傘は、風で傘が逆さになってしまってもいつもの傘を閉じる動作でかんたんに元通りになる構造。強い風の日にもストレスなく使える傘になっています。
見た目には通常の傘と変わりないデザインなので、ごつい傘は選びたくないという方にもおすすめの傘です。

▶「a.s.s.a」の耐風ジャンプ傘はこちらからご覧いただけます。

開き方

開き方も傘によってさまざまです。

手開き式

通常の手で開くタイプ。昔は指を挟みやすいものも多くありましたが、最近では指が挟まらないような構造(安全ロクロ)を採用している傘も多く、扱いやすくなっています。

ジャンプ式

ワンタッチで開くタイプ。片手で開閉できるので便利な反面、勢いよく開くので少し注意が必要です。片手がふさがりがちな子育て中のパパママや普段荷物の多い方にはおすすめです。

自動開閉式

折りたたみ傘で採用されていることの多いタイプ。手元のボタンで折りたたまれていた骨が開き、もう一度ボタンを押すと生地が半自動で折りたたまれます。
折りたたむ作業を面倒に感じる方も多いので、折りたたみ傘をプレゼントしたいという方は視野に入れてみてはいかがでしょうか。

日傘の場合:紫外線遮蔽率(UVカット率)・遮光率・遮熱性

夏の時期に贈るプレゼントであれば日傘もおすすめです。
日傘の場合は、雨傘のポイントに加えて紫外線遮蔽率、遮光率、遮熱性も大切です。それぞれの違いを見てみましょう。

青空で光る太陽
紫外線遮蔽率

いわゆるUVカット率のこと。ほとんどのメーカーで90%以上の高い紫外線遮蔽率の日傘が販売されていますが、日傘を選ぶ際の必須事項です。

遮光率

光をどれくらいブロックできるかを示す数値。紫外線遮蔽率の高い日傘であっても遮光率が高いと太陽光が漏れ出てきてしまうので、完全遮光や99.99%以上の高い遮光率の日傘を選ぶと安心です。

遮熱性

熱をどれだけカットできるかの指標。さきほどの遮光率とも関連しますが、高い遮光率の日傘は太陽の光を極限までカットできるので、日傘の中に入ると身体の表面温度の上昇を防げます。猛暑の時期にも快適に涼しく使えるので、遮熱性のある日傘を選べば喜ばれるでしょう。

傘をプレゼントするシーンで選ぶ

プレゼントを渡すシーンで選ぶ傘を決めるのも良いでしょう。季節性やプレゼントを渡す相手への想いを込めて選びましょう。

季節のプレゼント

クリスマスや夏のお中元など、季節に合わせて贈るプレゼントの場合はその季節に合ったデザインのものを選ぶと、贈る場面の雰囲気にマッチするでしょう。クリスマスの時期のお子さん向けのプレゼントであれば、サンタクロースや雪の結晶のモチーフが散りばめられたかわいらしいデザインも喜ばれそうですし、大人向けの夏のプレゼントにはUVカット率や遮光性能の高い日傘がぴったりでしょう。

また、季節に合わせたデザインを選ぶ以外にも、季節に関係なく通年で使えるデザインを選んでラッピングだけを季節ごとの仕様にするのも一つの方法です。時期を問わないデザインは、使い勝手が良いでしょう。少し豪華なラッピングで特別感を演出するのも良いですね。

さらに、冬の寒い時期は雪が降ったり強い風が吹く日も多いので、耐風構造の傘も重宝されそう。軽くて風にも強い傘であれば、雨の程度によらず持ち運びがしやすく便利ですよ。

母の日

お母さんに日ごろの感謝を伝える場にも、傘のプレゼントは最適です。
毎年5月の第2日曜日である母の日は、梅雨入り前の時期にあたるので傘をプレゼントするのにぴったりな時期でもあります。
母の日のプレゼントと言えばカーネーションなどのお花が有名ですが、傘をプレゼントする際にもお花柄などの華やかな柄を選んだり、ワンポイントとして刺繍があしらわれた上品なデザインを選ぶと良いでしょう。

紫外線が日に日に強まる季節でもあるので、この時期に贈る傘はUVカット率の高い日傘にすると良いでしょう。軽くて持ち運びにも便利な折りたたみ傘であれば、突然の雨にも備えられる毎日の必需品になること間違いなしです。

ピンクの床に置かれたカーネーション

お誕生日

家族やパートナー、友人など、身近にいる大切な人には長く使えるものをプレゼントしたいですよね。近くにいる人だからこそ、毎年何を贈ろうか悩ましいですが、そんな時には傘をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
お誕生日の季節にちなんだ色や柄のデザインを選べば、よりお相手にも気持ちが伝わるでしょう。なかなか自分用には高価なものに手が出せない…という方にこそおすすめのアイテムです。

長寿祝い

「傘寿(さんじゅ)」のお祝いはご存じでしょうか。漢数字の「八十」を縦書きすると「仐(「傘」の略字)」と似ていることから、80歳になる方のお祝いを意味します。
名前にちなんで傘をプレゼントされる方も多いお祝いなので、特別なものをプレゼントしたいですよね。

ご年配の方へのプレゼントなので、使うときに負担にならないようカーボンやグラスファイバーなどの軽量の骨素材が使われた傘や、折りたたみ傘もおすすめです。一般的に傘寿の色は「濃黄色(山吹色~黄金色)」とも言われているので、黄み系の色をチョイスするとさらにお祝い感が増しそうです。
いつまでも元気でいてほしいという想いを込めて贈られてみてはいかがでしょうか。

手をつないでいる老人の手元

退職祝い

退職祝いは第二の人生に向けて、新たな門出のお祝いでもあります。これまでのお仕事への感謝とともに傘をプレゼントするのも良いでしょう。

お仕事をされている間はストライプや無地のようなシンプルなデザインをチョイスせざるをえない場面も多かったかと思いますが、ご退職後はその制約がなくなるタイミングでもあります。その後の人生がより華やかになるよう、カジュアルな柄や少し個性的なデザインのものを選ぶのも特別感を演出してくれそうです。
手元素材にこだわったものやタッセルが華やかな傘など、選んでいる間も楽しい気分になりそうですね。

大切な人へ心のこもった傘のプレゼントをしよう!

いかがだったでしょうか。
今回の記事では、

  • プレゼントで贈る傘の選び方のポイント
  • プレゼントするシーン別のおすすめの傘

についてご紹介しました。

大切な人へ心を込めて、縁起物の傘をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
傘・レイングッズブランド「a.s.s.a」では、プレゼントにぴったりの傘を数多く販売しています。ラッピングの有無も選べますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

▼「a.s.s.a」公式オンラインストア
https://www.ascenteonlinestore.com/