曇り空の間から差し込む日差し
日傘

曇りでも降り注ぐ紫外線!20代後半女性のための紫外線対策ガイド

2023.12.01

紫外線対策と言えば、日差しの強い夏ですよね。
しかし、実は曇りの日にも紫外線はしっかりと降り注いでおり、肌ダメージは蓄積されています。
一般的に25~28歳頃は”お肌の曲がり角”と言われており、さらに30代になるとシミやシワなどお肌の老化を実感し始めるようになる方も多いようです。美しく歳を重ねるためにも、20代後半からの紫外線対策やスキンケアはとても重要です。

今回の記事は、

  • これまで曇りの日に紫外線対策をしてこなかった
  • 曇りの日の紫外線量は多いと聞くけど半信半疑
  • 最近お肌の老化が気になる
  • 30代に向けて本格的に紫外線対策含むスキンケアを見直したい

という方向けに、紫外線の基礎知識と対策方法をご紹介します!

紫外線ってなに

美肌の大敵である紫外線ですが、そもそもどのような分類があり、お肌にどんな影響を与えるのかご存じですか?まずは紫外線の基礎知識から見ていきましょう!

紫外線の分類と影響

紫外線は主にUVA、UVB、UVCの3つに分類されます。それぞれの紫外線には特有の波長とお肌に影響する内容に違いがあります。

  • UVA(長波紫外線):肌の奥深くまで届き、シワやたるみの原因になります。また、細胞の老化を促進させます。
  • UVB(中波紫外線):表皮に影響を与え、肌の表面に赤みやシミを引き起こします。紫外線焼けや日焼けの主な原因になる紫外線です。
  • UVC(短波紫外線):地球の大気中で吸収されるため、通常は地球に届かず、人体への影響は限定的なので、よく語られる「紫外線対策」の対象には含まれません。

つまり、お肌を老化させるUVAと日焼けの原因となるUVBからお肌を守る必要があるんですね。

曇りの日でも紫外線が肌に及ぼす影響

一般的には晴れた日が紫外線の影響を受けやすいと思われがちですが、実は曇りの日にも紫外線はお肌に届いています。
特にUVAは曇りの日でも強力な紫外線であり、これがお肌に浸透することでシミやシワの原因となります。また、UVBも曇りの日のお肌に影響を与え、肌荒れや乾燥の原因になることがあるんです。

日常のスキンケアでは、曇りの日でも紫外線対策が必要不可欠です。適切な対策を取ることで、お肌を紫外線から守り、健康的な美肌を維持することができます。

曇りの日の紫外線の実態

データから見る曇りの日の紫外線量

先述したとおり、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるのですが、どれくらいの紫外線量なのでしょうか?
気象庁のデータによると、通常の曇りの場合は快晴時の約60%、ほぼ全天を雲が覆っていても薄曇りの場合であれば快晴時のなんと約80~90%もの紫外線が降り注いでいるとのこと。ほとんど快晴時と変わらない量の紫外線が存在しているのは驚きですよね!

出典元:気象庁(快晴時のUVインデックスを100%とした場合の天気毎のUVインデックスの割合)

曇りの日でもしっかり紫外線対策が必要な理由

曇りの日でも紫外線が降り注ぐ理由は、雲が紫外線を完全に遮断できないからです。雲は一部の紫外線を吸収しますが、大部分は通過させてしまいます。そのため、曇りの日であってもお肌は紫外線の影響を受けてしまうのです。
また、気象庁によると雲の隙間から日差しが差し込む際には雲からの散乱光が加わるため、快晴時より紫外線量が多く観測されることもあるとのこと。なんと、曇りの日の方がしっかりと紫外線対策をする必要があるのです!

曇りの日はどうしても紫外線対策が怠りがち。強い日差しが降り注いでいるわけではないので、油断してしまう方も多いでしょう。
しかし、紫外線は目に見えるものではありません。知らない間にお肌の老化を防ぐためにも、日差しの強さや天候だけを見て対策をするのではなく、目に見えない紫外線の存在をしっかり認識して365日毎日欠かさず紫外線対策をしていくことが重要です。

おすすめの紫外線対策アイテム

ファッションと機能を兼ね備えた日傘

曇りの日でも紫外線からお肌を守るためにおすすめなのが、ファッションアイテムとしても取り入れやすい日傘です。最近ではUVカット効果が優れた日傘が多く販売されています。UVカット率が高いものを選ぶことで、お肌への紫外線の影響を軽減することができ、また遮蔽率の高いものを選ぶと太陽光が遮断されやすくなるので真夏の日差しが強い日にも便利です。
そのほかにも、晴雨兼用の傘を使えば日傘として紫外線対策ができるだけでなく、突然の雨でも安心して使えるので一石二鳥。このように傘によってさまざまな特徴があるので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
デザインやカラーバリエーションも豊富なので、日常のスタイリングに合わせて楽しめますよ。

スタイリッシュなサングラスで目元も紫外線対策

目元も忘れずに紫外線対策を行うためには、スタイリッシュでUVカット効果のあるサングラスがおすすめです。UVAやUVBから目を守り、紫外線による目の疲れやシミの予防にも効果的です。
あまり知られていませんが、お肌に直接紫外線が届いていない場合でも目から入った太陽光の刺激でお肌にシミができてしまうことがあります。お肌だけでなく、目元のケアも意識的に行うことが大切なのです。
機能性とデザイン性を兼ね備えたサングラスは、ファッションアイテムとしても取り入れやすいため、日常のコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。

メイクの上から使えるUVカットスプレー

忙しい女性におすすめなのが、メイクの上から簡単に使えるUVカットスプレーです。化粧崩れを気にせず、いつでも手軽に紫外線対策ができます。UVカットスプレーは化粧の上からでも塗りやすく、日中の紫外線からお肌を守りながら、メイクの崩れも防ぎます。持ち運びもしやすいコンパクトなサイズが多く、デスクやハンドバッグに忍ばせておくと便利です。
普段使っているメイク用品との相性もありますので、含有成分を確認したり、テスターで試したりして自分にぴったりの商品を見つけてくださいね。

曇りの日の紫外線ケアルーティン

日焼け止めを塗る女性の手元

スキンケアと紫外線対策を組み合わせる

曇りの日でもお肌に受ける紫外線ダメージを最小限に抑えるため、スキンケアと紫外線対策を組み合わせることが大切です。

保湿ケアの重要性

乾燥はお肌のバリア機能を低下させ、紫外線によるダメージを悪化させてしまいます。保湿ケアを怠らず、お肌を潤しましょう。化粧水でお肌に水分を与え、乳液でフタをすることでお肌の水分量を保ちます。
特に20代後半からはお肌の新陳代謝が低下し、乾燥しやすくなってくる年齢。通常の乳液だけでなく、保湿クリームや美容液を使ってお肌に潤いを与えると良いでしょう。乾燥の激しい寒い時期やクーラーによる乾燥が際立つ夏の時期など、1年の間でもお肌に受けるダメージは変わってきます。毎日お肌の状態をチェックし、自分に合ったスキンケアアイテムを使うのも大切ですよ。
栄養バランスの良い食事やサプリメントも取り入れることで、内側からも美肌をサポートしていきましょう。

UVケアの組み合わせ

保湿の後には、UVカット効果のあるアイテムを使って紫外線からお肌を守ります。日中の外出時は特に、UV対策をおろそかにせず、お肌へのダメージを最小限に抑えましょう。

曇りの日でも欠かせない日焼け止めクリームの使い方

曇りの日でも日焼け止めクリームは欠かせません。以下は、日焼け止めクリームを使う際のポイントです。しっかり押さえておきましょう。

スキンケアルーティンに取り入れる

朝のスキンケアの最後に、顔や首など露出する部分に日焼け止めクリームを塗りましょう。メイクの前に塗る場合は、下地の前に塗布してしっかりと馴染ませるのがポイントです。

適切な量を塗る

日焼け止めクリームの効果を最大限に発揮するためには、適切な量を使用することが大切です。一般的には、2mg/cm²を目安に、十分な量を塗るように心がけましょう。少量では効果が得られにくいため注意が必要です。

こまめに塗り直す

一度塗ったからと言って安心せず、日中もこまめに塗り直すことが大切です。特に汗をかいたり水に濡れた場合は、早めに塗り直しをして紫外線からお肌を守りましょう。

お肌が弱い方には日傘がおすすめ

日焼け止めクリームは自分のお肌に合ったものを選ぶ、というのが大前提ですが、お肌の弱い方の紫外線対策には日傘がとてもおすすめです。
お肌に直接負担を与えることなく目に見えない紫外線からお肌を守ってくれるので、曇りの日にも持ち歩きたいアイテムですね。現在販売されている日傘はUVカット率90%以上のものがほとんど。好きな柄やデザインの日傘を選んで、毎日快適に持ち歩くと良いでしょう。

おすすめ晴雨兼用傘の紹介

最後に、傘・レイングッズブランド「a.s.s.a」で販売されているおすすめの晴雨兼用傘をご紹介します。晴雨兼用のものを買うことで、曇りの日にも紫外線をカットできるだけでなく、途中から雨が降ってしまってもそのまま使い続けることができます。
それぞれ特徴があるので、普段のライフスタイルや好みのデザインを選んで快適に紫外線対策しましょう!

FL636 ラウンドフリル

フリルのついたピンクの傘

「特殊構造生地 HEAT DOWN PARASOL-温度上昇を抑える日傘-」シリーズの1つ。
涼しげなクリア×シルバーの手元と淡いくすみカラーの生地を採用し、軽やかで洗練されたデザインに仕上がっています。
生地表面には超撥水加工を施しているので、突然のゲリラ豪雨も大丈夫。
明るい気持ちになるようなフリルがあしらわれているので、毎日楽しく持ち運ぶ傘に最適ですよ。

この日傘の特徴は遮熱効果を一層高める特殊構造生地。一般的な遮熱効果のある日傘と比べても『2℃以上』温度上昇を抑えてくれるので、今の時期から日差しの強い夏のシーズンまでがっつり使えます。

▶商品詳細ページはこちら FL636 ラウンドフリル

FL090 ダブルテープ

白地に黒のストライプが入った傘

コンパクトなだけでなく、なんと260gという驚きの軽さが人気の日傘。荷物の負担になることなく毎日持ち運べます。
ほっそりスタイリッシュな手元の華奢なフォルムと、さりげないラインが入ったデザインが大人っぽい上品な雰囲気を演出します。
紫外線遮蔽率99.9%・遮光率100%・遮熱効果ありなので、曇りの日だけでなく、強い夏場の日差しもしっかりシャットアウトできますよ。

▶商品詳細ページはこちら FL090 ダブルテープ

AL548 切継

ベージュの切継デザインの傘

強い日差しも激しい雨も、しっかりカバーできる「ALL IN UMBRELLAシリーズ」の中の1本です。
遮光率99.99%以上・紫外線遮蔽率99%以上・遮熱効果もあります。
通常の日傘より大きめの親骨55cmサイズなので、紫外線を広範囲でカバーできますよ。
高密度軽量生地と7本仕様のグラスファイバー骨を採用することで「大きくて軽い傘」になっているので、荷物の多い日や女性でもストレスなく使えるのが嬉しいポイントですね。
生地表面にはナノレベルの超撥水加工が施されており、激しい雨の日でも安心。一振りで水滴を吹き飛ばし、電車や車の移動でも周囲に迷惑をかけないスマートな傘です。

手元と石突きには木の素材を使用しており、握りやすくてあたたかみのあるデザインが特徴。長時間の移動でも安心ですよ。

▶商品詳細ページはこちら AL548 切継

曇りの日でも、年中紫外線対策をしよう!

紫外線対策は季節や天候に関係なく、年中必須のものです。
曇りの日であっても、紫外線はお肌にダメージを与え、快晴のときよりも強い紫外線を受けることもあります。これからの新しい常識として、曇りの日でも日常的に紫外線対策を怠らず、お肌を守ることを十分に意識しましょう。

365日毎日紫外線対策をすることで、30代以降も健康で美しいお肌を保っていきましょう!

日傘をさして笑顔の外国人女性