雪だるまとベビーカーに乗る赤ちゃん
キルティング

冬のベビーカーの必需品!防寒グッズで赤ちゃんをあたたかく守ろう

2023.11.17

赤ちゃんと過ごすはじめての冬。ベビーカーでお出かけするときの赤ちゃんの寒さ対策に困っていませんか?
赤ちゃんの体温は大人よりも高いため、必要以上にあたたかくしすぎてしまうと熱がこもったり汗をかいてそれが結果的に冷えにつながってしまうこともあります。つまり、適切な防寒対策がとても大切なんです!

今回の記事では、寒い時期のベビーカーでのお出かけに欠かせない防寒グッズとその選び方について詳しく紹介します。ぜひこれからの秋冬シーズンのお出かけの参考にしてみてくださいね!

ベビーカーの防寒は何をすればいい?NG例も

「防風」をしっかり意識しよう!

ベビーカーの防寒対策の基本は「防風」です。
もこもこの分厚い生地は一見優秀な防寒グッズに見えますが、防風性が確保されていないものではなかなか寒さが防げません。冷たい風をしっかりシャットアウトして保温してあげることで、あたたかい空気を逃さないようにすることが大切です。
冷たい空気は低い場所に留まる性質があるので、ベビーカー移動の際は足下が冷えやすくなっています。特に足下や足先の防風性と保温性を確保してあげると良いでしょう。

カイロは低温やけどの危険性あり

寒い時期のお出かけにカイロを持ち歩く方も多いでしょう。大人にとっては簡単に持ち運びできる便利なアイテムですよね。しかし、赤ちゃんの寒さ対策としてカイロを使うには注意が必要です。
カイロは長時間肌に当て続けると大人でも低温やけどになってしまう危険性がありますが、赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄いうえにデリケート。さらにその危険性は高まります。
また、カイロが高温になっても赤ちゃんは「熱い」ということを親に知らせることができません。知らない間に熱がこもりすぎてしまうこともあるので、赤ちゃんの寒さ対策にカイロを使うのはおすすめできません。別の方法でしっかり防寒していきましょう。

雪の中に置かれているベビーカー

ベビーカーの防寒グッズの種類と特徴

ベビーカーでのお出かけに適した防寒グッズはたくさんあります。それぞれの種類と特徴を見ていきましょう。

ベビーカーシート

ベビーカーの背中部分に敷いて使う、シートタイプの防寒グッズ。
体の前面だけに目がいきがちですが、背面が寒いと一気に体全体が冷えてしまうので背中側は忘れずに防寒したい部位でもあります。

防寒効果以外にも、ベビーカーの振動や衝撃から赤ちゃんを守ってくれるメリットもあるので、1年中つけっぱなしでも大丈夫。通年で使用したい方には吸水速乾素材がおすすめですが、冬のシーズンだけ短期的に使いたい方にはフリース素材やファー素材などのあたたかい素材もあります。お気に入りの1つを見つけると良いでしょう。
シート内にポケットがついているものもありますが、こちらは夏場に保冷剤を入れてひんやりさせるために使えます。取り外して丸洗いできるタイプのものを買えば、よだれや吐き戻しがあっても安心ですね。

ベビーカーシートで背中をあたためるだけでも防寒効果はありますが、真冬の時期にはこれに加えて以下で紹介するブランケットやベビーケープなど、赤ちゃんの身体の前側からの防寒対策グッズを併せて使うのがおすすめです。

ベビーカーカバー

ベビーカー全体を覆うベビーカーカバー。本来は雨を防ぐグッズですが、実は防風対策にも使えるんです。「レインカバー」としても売られていますね。

先述したとおり、ベビーカーの防寒には「防風」を意識することが重要なポイントです。ベビーカーカバーは雨や雪を防いでくれるだけでなく、ベビーカー全体にビニールカーテンをかけたような状態になるので冷たい風から赤ちゃんを守り、中の温度を保ってくれる効果もあるんです。
雨風以外にも、花粉や紫外線、排気ガスやほこりなど、空気中にある刺激物質を防いでくれる加工がされたベビーカーカバーも販売されているので、冬場や雨の日だけでなく通年で使用できます。ベビーカーでのお出かけが多い方にとってはマストアイテムの1つと言えそうです。

考えられるデメリットとしては、ベビーカーの上から覆うものなので赤ちゃんにとって窮屈に感じたり、視界が変わることで嫌がってしまう可能性もある点。
なるべく透明度の高いビニール素材の商品を選んだり、事前に声かけをして安心させてあげると良いでしょう。

ブランケット

防寒グッズの中でも最も手軽で便利なグッズがブランケットです。ベビーカーでのお出かけ以外にも、車での移動や外出先で肌寒さを感じたときにサッと赤ちゃんにかけられるので、何枚か持っている方も多いのではないでしょうか。値段もお手頃なものが多く、手に入れやすいグッズです。

さまざまなシーンで活躍するブランケットですが、ベビーカーで移動中にずり落ちてしまったり、長すぎるものは車輪に絡まったりしてしまう可能性があります。専用のクリップがついているものを選んでしっかり固定すること、長すぎないサイズのものを選ぶことで対策していきましょう。
オーガニックコットン素材のブランケットは赤ちゃんのお肌にも優しく、通気性も良いですが寒い時期の防寒対策として使うなら風を通さない素材のものやもこもこ素材、フリース素材などがおすすめです。

しかし、クリップで固定して足先まで綺麗にくるんでも、赤ちゃんが足をバタバタするとどうしても足下から冷たい風が入ってきてしまうのがブランケットの難点。寒さの厳しい日には赤ちゃんの服や他の防寒グッズを併用しながらお出かけすると良いでしょう。

フットマフ

赤ちゃんの足先から上半身まですっぽり覆ってくれる、寝袋のような形の防寒グッズ。
ベビーカーに取り付けて固定して使うので、ブランケットのように移動中にずり落ちたり、赤ちゃんが足をバタバタさせても大丈夫。もちろん、風の強い日でもめくれてしまう心配がなく、しっかり寒さをカバーしてくれます。寒い日やベビーカーで長時間移動する日にも大活躍してくれるでしょう。
ベビーカーに乗り降りさせるたびにかけたり包んだりする必要がなく、ファスナーを開け閉めするだけで良いので手間がかからず、とても便利なのも特徴の一つです。

一方で、足先までがっちり覆うタイプの防寒グッズなので赤ちゃんが大きくなるとすぐにサイズアウトしてしまう可能性があり、最悪1シーズンしか使えないということも。サイズ選びは慎重に行い、長く使いたい場合は少し大きめのサイズを選ぶと良いかもしれません。
また、しっかり防寒してくれる分、シッピングモールなど暖房の効いた室内に入ると熱がこもりやすく、赤ちゃんが汗をかいてしまうこともあります。すぐに着脱できるものではないので、屋外にいる時間が長い日に使うのがおすすめです。

ベビーケープ

母親とベビーケープ付きのベビーカーに乗る赤ちゃん

ブランケットとフットマフの良いところ取りな防寒グッズ。
ブランケットのようにサッとかけられたり取り付けできるボタンが付いているものが多く、フットマフのように足下まですっぽり覆ってくれます。

ベビーカーにも抱っこ紐にも使えるタイプも多いので、移動手段を問わず使えるのも嬉しいポイント。内側にボア素材を使っていたり、キルティング素材で保温効果の高いタイプのものを買えば寒い日にも大活躍してくれます。
屋外での防寒だけでなく、あたたかい室内に入ったらすぐに取り外しができるので使い勝手抜群。ベビーカーの中に熱がこもることなく、適度な温度調整ができます。
通年で使うものではないですが、秋冬シーズンに1枚は持っておきたい定番アイテムの1つです。

防寒グッズを選ぶポイント3選

ここまでさまざまな防寒グッズを紹介してきましたが、「どこを見て選べば良いかわからない」という方も多いでしょう。この章では、防寒グッズを選ぶポイントを3つご紹介します。

よく使うシーンを想定する

赤ちゃんとよく外出するときのシーンを想定してみましょう。
普段のお買い物や赤ちゃんとよく出かける場所への移動手段はベビーカーか?抱っこ紐か?
ベビーカーであっても距離が近い場合は短時間で済むので、取り外しのしやすいブランケットやベビーケープ。短時間でも頻繁に使う場合はシートタイプも使い勝手が良いでしょう。
長時間移動の多い方はフットマフが便利です。

どのグッズにもメリットデメリットがあり、一概に良い悪いとは言えません。ご家庭のライフスタイルに合わせてグッズを選択するのが大切です。

持っているベビーカーに対応しているかどうかを確認する

持っているベビーカーに対応したものかどうかをしっかりチェックするのも重要なポイントの1つ。
口コミ評価が高いものや高機能のグッズであっても、実際に使用できないと意味がありません。

ベビーカーはサイズはもちろんですが、形状も多種多様です。例えば固定クリップがついたブランケットを買っても、クリップをつけられる太さの骨組みがなかったり、お手持ちのベビーカーでは良い位置につけられない場合もあります。また、フットマフのように足下をすっぽり覆うタイプの防寒グッズは赤ちゃんの足の長さやどれくらいの期間使いたいかを想定してサイズを決める必要があります。
事前にチェックすることで無駄買いを防ぐことができるので、お手持ちのベビーカーを確認しながら選ぶと良いでしょう。

衛生的に使えるものを選ぶ

ベビーカーに固定して使うタイプのものでも、簡単に洗える素材であったり、通気性が良く、汚れにくい素材のものを使うのがベストです。
冒頭でもお伝えしたとおり、赤ちゃんはとても汗をかきやすく、少しの温度変化に左右されます。自宅でも手軽に洗えるものであれば、清潔に使い続けられるでしょう。
また、汗以外にも赤ちゃんのよだれや食べこぼし、雨や雪などで汚れる可能性も考えられます。撥水性や防汚性に優れた素材のものを選ぶことで、こういった汚れも予防することができますよ。

おすすめのベビーカー防寒グッズ:a.s.s.aの「ベビーケープ」

最後に、万能アイテムであるベビーケープのおすすめ商品を紹介します。
傘・レイングッズブランド「a.s.s.a」では、傘が持つ防風・防滴・防汚性能に着目し、秋冬アイテムとしてキルティングアイテムを豊富にラインナップしていますが、その中の1つにベビーケープがあります。

抱っこ紐にもベビーカーにも使える2WAY仕様

抱っこ紐とベビーカーに取り付けられているベビーケープ

抱っこ紐にもベビーカーにもサッと付け替えができる2WAY仕様になっているので、ベビーカー移動中の温度調整も、ベビーカーから抱っこ紐に途中で変えるときもストレスなく対応できます。
ケープの端が内側に入り込んでいるフォルムなので、足下まですっぽりカバーできて足先までしっかりあたためられるのも特徴の1つ。寒い日のお出かけもこれ1つで十分カバーできてしまえるのが嬉しいですよね。

スマホの出し入れもラクラクなポケット付き

赤ちゃんを抱っこしながらベビーケープのポケットに手を入れるお母さん

赤ちゃんとの移動中に困るのがスマホの出し入れ。特に寒い季節になると着ている服のポケットに入れていると取り出しづらさが増しますよね。
a.s.s.aのベビーケープはスマホやちょっとした手荷物を入れられる2つのポケット付き。抱っこ紐をしながら、ベビーカーで移動しながらでもラクに出し入れができます。入れたい手荷物のサイズや形状に合わせて、抱っこ紐/ベビーカー移動中に落ちにくいポケットを使えるのでストレスフリー。ポケットのないアウターを着ていても大丈夫。抱っこ紐中に使っているパパママの指先をあたためることだってできちゃいます。

防寒に優れた4層の特殊構造生地

内側のあたたかいフリース素材を含む4層の特殊構造の生地で外気をシャットアウト。傘・レイングッズブランドのa.s.s.aならではの 撥水・防風・防寒性で、赤ちゃんが汗をかいたり雨や雪を受けても汚れにくく、あたたかさをキープできます。
キルティングならではの軽やかさと柔らかさで、赤ちゃんの負担にならないところもポイント。専用の収納袋がついているので、あたたかい室内に入った時や春夏のようなあたたかい季節にはコンパクトに収納しておけます。

a.s.s.aのベビーケープは、各雑貨店や公式オンラインストアなどで取り扱っています。ベビーケープのほかにも、収納たっぷりのマザーズバッグをはじめさまざまなキルティングアイテムを展開しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

▶a.s.s.a公式サイトはこちら

防寒グッズを上手に取り入れて、ベビーカーのお出かけを楽しもう!

いかがだったでしょうか。
寒い時期の赤ちゃんとのお出かけには防寒グッズの活用が必須です。その中でも今回は、

  • 防寒グッズの種類と特徴
  • 防寒グッズを選ぶポイント3選
  • おすすめの防寒グッズ:a.s.s.aのベビーケープ

をご紹介しました!

赤ちゃんはまだまだ温度調節が上手にできないので、防寒グッズを使うときもしっかり赤ちゃんの様子を気にかけて適宜温度調整をしてあげるようにしましょう。ただ闇雲に厚着をさせたり防寒グッズで固めるのではなく、背中に手を差し込んで汗をかいていないか、いつもと違う様子はないかをチェックすることも大切です。

ご家庭のライフスタイルに合った防寒グッズを上手に使って、寒い時期もベビーカーでのお出かけを快適なものにしていきましょう!