秋コーデにはキルティングアイテムが便利
朝晩は気温がグッと下がり、秋の気配がしてきました。心地よい気候になったので、お出かけするのも楽しみな季節ですね。
このシーズンに困るのが毎日の服装ではないでしょうか。一日の中でも朝晩は肌寒く、昼間はあたたかくて寒暖差が激しいので、気温の変化に対応したファッションアイテムを見つけることが大切です。
そんな秋コーデにはキルティングアイテムがぴったりです!今回の記事では、
- キルティング生地の特長
- 秋コーデに最適なキルティングアイテムの種類
- キルティングアイテムのお手入れと保管方法
について詳しく解説します。
これまでキルティングアイテムを使ったことのない方も今回の記事を参考に、今年の秋コーデにぜひ取り入れてみてくださいね!
キルティング生地の特長
キルティング生地ってなに?
そもそもキルティング生地とは、薄い生地を重ねてステッチで縫い合わせた独特の構造を持つ素材のことです。このステッチングにより生地が複数の層に分かれているので、さまざまな加工がされた材質を入れることができます。この構造がキルティング生地の特長を引き立ててくれるのです。
キルティング生地の主な特長は
- 保温性
- 防風性
- 軽量
薄い生地でも外気をしっかりシャットアウトしてくれるのであたたかく、保温性にも優れています。さらに、とても軽いのも特長的。夕方や夜にかけてのお出かけの際に、かばんの中に入れておいても邪魔にならない軽さで持ち運びにも便利です。
秋コーデのキルティングアイテムの魅力
秋コーデにもぴったりのキルティングアイテム。その魅力に迫ってみましょう。
軽くてあたたかい
先ほどのキルティング生地の特長にもありましたが、軽いのにあたたかいというのが最大の魅力です。軽さを求めると寒く、あたたかさを求めると重くなりがちな秋冬アイテムも、キルティング生地であればどちらも解決できますよ。
厚みが少ないものも多いので、コートの内側にインナーとして着ても着ぶくれせず、あたたかさを保てます。使わないときにかばんの中にサッと入れても重くならず、中綿をギュッと圧縮させるようにまとめるとコンパクトに持ち運ぶことができます。持ち運びの多そうなアイテムは収納袋がセットのものを選ぶと安心ですね。
日常使いでもアウトドアでも活躍
少し肌寒い日には、キルティングアイテムを普段のコーディネートに重ねるだけで違和感なく取り入れることができます。デザインにもよりますが、柄のないシンプルなものであればカジュアルになりすぎず、ニットなどの違う素材と組み合わせることでおしゃれに着こなせます。
また、生地がやわらかく、柔軟性があるのでアウトドアや身体を動かすアクティビティにもぴったり。気温が心地よい秋の季節にアクティブに動きたい!という方にもおすすめのアイテムですよ。
冬から春先まで使える
快適なあたたかさを保ってくれるキルティング生地。使えるのは秋コーデだけではありません。
1年で最も寒くなる冬の時期は、コートの中のインナーとして使ったり、見せるコーディネートとしてカジュアルなアウターに羽織ったり、手先や足先、首元の防寒・防風に小物アイテムを使ったりすると便利です。
一方、少しずつ気温の上がってくる春先は、秋の季節と同様に体温調節のしやすいキルティングべストを着てみたり、バッグなどの小物に取り入れてみるのも良いでしょう。明るい色みのものであれば、暗い印象にならず、冬っぽすぎる見た目にもなりません。
さまざまな時期に使えるキルティングアイテムですが、すべてのアイテムをキルティングにしてしまうと薄手のものであっても少し野暮ったい印象になってしまいます。多くても全身で2アイテムくらいにとどめておくと、ポイント使いとしておしゃれにまとまりますよ。
キルティングアイテムの種類
キルティングアイテムはメーカーによってその種類もさまざま。まずは定番のアイテムとその使い方を見ていきましょう。
アウター
ジャケット
キルティングのふわっとした生地感を楽しむなら断然ジャケットです。薄手のものであればすっきりとしたシルエットで着られますし、厚手のものであれば冬場の寒い時期にも大活躍してくれますよ。
カッチリしたシャツに重ねても相性が良く、落ち着いた色みのものであればビジネスシーンにもなじみます。
ベスト
特に秋に活躍しそうなのはベストタイプ。体の中心はほっこりあたたかく、腕は動きやすくて暑くなりすぎないのでアクティビティにも最適です。
薄手のニットと合わせて使うとすっきりまとまったスタイリングになりそう。
寒さが厳しくなる冬場にはインナーとして着るのも良いでしょう。厚みが少ないので、アウターを着ても着ぶくれせず、あたたかさを保ってくれますよ。
小物アイテム
マフラー
屋内ではVネックやUネックの首元が出るトップスでちょうど良いのに外は寒い、という時もありますよね。そういう時はキルティングのマフラーを持ち歩いていると重宝するでしょう。
一瞬で首元をあたため、持ち歩きもかさばりません。毛羽立ちの心配もないので、口元のメイクも崩れにくく、快適に使用できますよ。
アームウォーマー・レッグウォーマー
体の他の部位があたたかい状態でも、手首や足首が冷えると全身の冷えにつながります。特に女性はこれらの部位をあたためることが大切です。とはいえ、寒い時期でも袖口や足下はどうしても外気に触れてしまいますよね。
そんなときはアームウォーマーやレッグウォーマーですっぽり包み込むことで、隙間からの冷気を遮断できます。
アームウォーマーは指先が出せるタイプを選ぶと、装着したままデスクワークをしたり、スマホの操作もラクラクです。手元を動かしていてもあたたかさを保てるのはうれしいですよね。
レッグウォーマーはパンツスタイルだけでなく、長い丈のワンピースの下に履いてもかわいいアイテム。アースカラーなどの落ち着いたカラーを選ぶと、お手持ちのボトムスと合わせやすいでしょう。
ハット
小物アイテムとして定番のハット。さりげなくキルティング素材のものを使うことで、コーディネートにアクセントが加わります。
全身の中でも目立つ場所なので、他のキルティングアイテムは最小限にとどめるとトゥーマッチにならずにスタイリングできますよ。
バッグ
キルティングアイテムは身に着けるアイテムだけではありません。初めて取り入れる場合は、バッグなどの素材をキルティング生地に変えてみるのも良いでしょう。
もちろん身に着けるものではないので、これ自体が体をあたためる効果はありませんが、キルティング素材の中には撥水加工が施されているものもあります。撥水加工されている生地のキルティングバッグであれば、汚れや水滴から荷物を守ってくれますよ。
小物として持っているだけでも季節感が出るので、気温が低くない日でも秋っぽさを出したいコーディネートの時に、良いアクセントになってくれるでしょう。
ルームアイテム
サンダル
最近では、バブーシュのような形のキルティングサンダルも見かけますよね。足先は最も冷えやすい部位ですが、キルティングサンダルがあればお家の中でもしっかり防寒対策できますよ。
裸足で履いてもあたたかですが、足底の素材がしっかりとかたいタイプのキルティングサンダルの場合は屋外でも履くことができます。サッと履きやすいので、ちょっと近場まで出かけたい時でも裸足のまま履けるのに足先があたたかいキルティングサンダルは、使い勝手の良いアイテムになってくれそうですね。
エプロン
こちらも撥水加工がされているキルティング生地であれば、あたたかく汚れにくい優秀なキッチンアイテムです。オーブンミトンなど、他のキッチンアイテムとカラーを合わせて選んでも良いかもしれません。そのまま部屋着として使ってもかわいいデザインを選べば、毎日のごはんづくりもちょっと気分が上がりそうですね。
ウエストウォーマー
ウェストウォーマー(腹巻き)は体の中心からあたためてくれる寒い時期の必須アイテムですよね。キルティング素材のものであれば、さらに保温性がアップし、真冬まで大活躍してくれそう。内側にカイロポケットがついたものも販売されているので、特に冷えが気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
キルティングアイテムのお手入れと保管方法
さまざまなシーンで活躍してくれるキルティングアイテムですが、他の素材とは構造が異なるため、お手入れ方法や保管方法にはいくつかポイントがあります。正しいお手入れや保管方法を知ることで、長い間生地の風合いや機能性を保ち、次の秋冬シーズンにも活躍させることができますよ。
せっかく買ったアイテムを長く愛用するためにも、しっかり覚えておきましょう。
キルティングアイテムのお手入れ
洗濯ラベル表示を必ずチェックする
キルティング生地と一口に言っても、メーカーやアイテムによって洗濯方法は異なることがあります。キルティングアイテムは自宅で洗濯することができる場合も多いですが、一部のキルティング生地は乾洗いが必要なこともあります。洗濯ラベル表示は必ずチェックし、推奨されている方法で洗濯するようにしましょう。
しっかりと自然乾燥させる
キルティングの生地の間には綿が入っているため、水分を吸いやすく、縮みやすいという特徴があります。そのため、自宅で洗濯をした場合はまずしっかりと乾燥させることが大切です。
高温で乾燥させると生地が傷む可能性があるので、洗濯ラベルを確認したうえで自然乾燥させるのがおすすめです。時間はかかりますが、生地の縮みを防ぎ、ふんわりとしたフォルムが保たれますよ。
気になる汚れはスポットクリーニング
軽い汚れやシミは全体を洗濯する必要はなく、スポットクリーニングで汚れを落とせます。
中性洗剤と柔らかい布で汚れの気になる箇所を優しくこすり、その後しっかり乾かしましょう。一部の汚れであればこの方法で十分対処できます。必ずしも毎回全体を洗わなくて良いと考えると、お手入れのハードルが少し下がりますね。
畳まずにハンガーにかける
キルティング生地は畳んだり、手で圧迫すると体積が少なくなって持ち運びには便利です。しかし、長時間畳んだ状態にしておくと生地内部の中綿がつぶれてしまい、キルティング生地の特長であるふんわりとしたシルエットや手触りが損なわれてしまいます。
使わない時は畳まずに、ハンガーにかけておくと生地本来のやわらかさが保たれるのでおすすめです。
シーズン終了後の保管方法
しっかりと汚れを落とす
キルティングのシーズンが終了したら、保管する前にきれいに洗いましょう。生地が傷むのを防ぐためにも、しっかりと汗やホコリなどの汚れを取ってから清潔に保管することが大切です。洗濯ラベルを見て、可能なものは自宅での洗濯でも問題ありませんが、クリーニングに出してプロにお任せするとより安心です。
通気性のある袋やハンガーに入れる
キルティングアアイテムは通気性のある布製の袋に収納するか、ハンガーにかけて保管しましょう。密閉された収納袋は湿気を閉じ込め、生地にダメージを与えてしまう可能性があります。先ほども挙げたように、生地本来のふんわり感を損なわないためにはハンガー掛けが最適です。場所が確保できるようであれば、なるべく折り畳まずに広げた状態で収納しましょう。
直射日光を避ける
キルティングアイテムを長期間保管する場合は、直射日光や高温の場所を避けましょう。これにより、買った当時の生地の風合いや色の劣化を防ぐことができますよ。
秋コーデにキルティングアイテムを取り入れよう!
いかがだったでしょうか。
キルティング生地は他にはない特殊な構造のため機能性が高く、ファッションとしても楽しめる素材です。保温性や防風性にも優れており、軽くてやわらかいため持ち運びにも便利です。また、最近ではアースカラーのシンプルなデザインのものも多く、今お手持ちのアイテムにプラスして使っても違和感なく馴染みやすいのも魅力の1つ。秋コーデには最適なアイテムになるでしょう。
今回の記事では、
- キルティング生地の特長
- 秋コーデに最適なキルティングアイテムの種類
- キルティングアイテムのお手入れと保管方法
について詳しく解説しました。
この秋冬はキルティングアイテムを取り入れて、おしゃれに快適に過ごしましょう!
傘・レイングッズブランド「a.s.s.a」では、傘が持つ防風・防滴・防汚性能に着目し、秋冬アイテムとしてキルティングアイテムを豊富にラインナップしています。従来のキルティング生地に見られる防風や防寒以外にも、撥水効果のある生地を採用しているため、突然雨が降っても安心して使えるのがうれしいですよね。
a.s.s.aのキルティングアイテムは、各雑貨店や公式オンラインストアなどで取り扱っています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
▼a.s.s.a公式サイト
https://www.ascenteonlinestore.com/